様々な医療制度が増えてきていますが、「介護休業給付金」という制度があるのはご存知でしょうか?
最近ではコロナの影響で止むを得ず自宅での介護が必要になった、休業せざるを得なくなったケースが増えています。
この記事では、
・介護休業給付金の上限はいくら?
・介護休業給付金はパートや退職後も受給できる?
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介護休業給付金とは何?
介護休業給付金とは、職場復帰を前提として家族を介護するために、介護休業を取得した場合に支給される給付金のことです。
支給対象となる条件については下記になります。
・雇用保険の被保険者である人
・介護休業開始日前2年間で1年以上雇用保険に加入している人
・介護休業開始において1年以上同事業主の下で勤務している人
雇用保険の加入条件として、1週間の所定労働時間が20時間以上あること、かつ同一の事業所に継続して31日以上の雇用が見込めることが必要となります。
基本的には介護休業を取得する際に、同じ職場で1年以上勤務していれば、介護休業給付金の条件は満たせる可能性が高いです!
次の項目では介護給付金の上限についてお話したいと思います!
介護休業給付金の上限はいくら?
介護休業給付金の支給額は、1ヵ月あたり以下の計算式で算出されます。
賃金日額 × 支給日数(30日※)× 67%
平均月額毎の支給額の目安として、
・平均月額15万円程度→月額10万円程度を支給
・平均月額20万円程度→月額13万4,000円程度を支給
・平均月額30万円程度→月額20万1,000円程度を支給
上記の支給額を目安にしてみて下さい。
なお、介護休業給付金には上限があり、上限額は月額33万5,067 円となっています。
次の項目ではパートや退職した後でも介護休業給付金を受給できるのかについてお話します。
介護休業給付金はパートや退職後でも受給できる?
介護休業給付金は、パートでも条件を満たせば受給は可能です。その条件というのが、
1. 同一の事業主に過去1年以上継続し雇用されている
2.介護休業を取得する日から9カ月を経過する日までの間に雇用契約がなくなることが明らかでない
となります!同じ職場で休業前に1年以上雇用されていて、休業開始日から9か月後も雇用され続ければ、パートでも介護給付金を取得することが可能ということですね。
では、もし介護休業中に止むを得ず退職した場合、介護休業給付金は受給できるのかと言いますと、残念ながら退職後は介護休業給付金を受給できなくなってしまいます!
これは、介護休業給付金は「職場復帰を前提とした」給付金であるためです。そのため、休業前に「退職するかもしれない、退職する予定」だと、給付金を取得出来ないので注意が必要です。
家族の介護は突然やってくる可能性があるので、事前に知識を身に着けておきたいですね!
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