ハローワークと言えば職業相談だったり、失業保険を受け取る場所、といったイメージが強いと思いますが、実はお金を借りることができるのはご存知でしょうか?
これまでも個別の制度についてはいくつか紹介させてもらっていますが、この記事では、
・ハローワークでもらえるお金はある?返済不要の給付金は?
・ハローワークでの申請方法は?
もし、ハローワークでお金を借りることが出来なかった場合は、銀行以外にも弁護士に相談するのも1つの手です。
「杉山法律事務所」であれば無料で相談も出来るので、お困りの際は活用してみて下さい!
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ハローワークでお金を借りる方法は?
あまり馴染みはありませんが、ハローワークでお金を借りることも可能なんです!
・求職者支援資金融資
求職者支援資金融資とは、ハローワークの職業訓練を受けている人が労働金庫から生活費を借りられる制度のことです。
借り入れは1万円から可能で、最大120万円まで融資を受けられます!
基本的に失業中の人は、金融機関からお金を借りることが難しいですが、求職者支援資金融資を利用する場合は例外的に借り入れが認められています。
職業訓練を受けている期間に生活費が足りなくなった場合は、「求職者支援資金融資を受けたい」とハローワークの担当者に相談してみましょう。
なお、求職者支援資金融資を受けるには、
・職業訓練受講給付金の支給決定を受けている
・ハローワークで求職者支援資金融資要件確認書の交付を受けている
ことが大前提となっています。
・生活福祉資金貸付制度
生活福祉資金貸付制度とは、当面の生活費や家賃などを国から借りることができる制度です。
民間金融機関でお金を借りられない人のために設けられた国の公的融資制度のことを指します。使用用途に応じて最高580万円までお金を借りることも可能です!
また、連帯保証人がいなくても年1.5%という低金利で借り入れが出来るので、返済の負担が軽減されます。
生活福祉資金貸付制度は世帯単位で判断されるため、「家族を養わなければいけないけれど生活が苦しい」という人に最適です!
生活福祉資金貸付制度の申し込み窓口は市役所内に設置されている社会福祉協議会ですが、ハローワークでも相談に乗ってもらえます。
ハローワークでもらえるお金は?返済不要の給付金も!
ハローワークでもらえるお金として、主に下記のものがあります。返済不要の給付金もありますよ!
・失業保険
ハローワークでもらえるお金で代表的なものです。仕事を辞めて失業中の人が、次の仕事を見つけるまでの生活費を支援してくれる制度です。
ハローワークで失業保険を申請すると、前職の収入に応じた失業手当を毎月受け取れますが、雇用保険に加入していた期間が12ヶ月以下の人は対象外となってしまいます。
雇用保険は労働者が必ず加入する保険となっており、1年以上同じ職場で働いていた人は失業手当を受給する資格があります。
失業手当として支給される1日あたりの金額は、前職でもらっていた日給の50〜80%となっています。
また、現在、条件に当てはまる方は失業保険の受給日数が60日延長されます!
⇒参考
失業保険60日延長の対象者や条件についてはこちら。
・再就職手当
失業保険受給中に再就職先が決まると、再就職手当としてお金を受け取ることが出来ます。
金額は、残っていた失業保険の受給日数によって変わり、早く決まれば決まるほど再就職手当の額は大きくなります。
ただし、失業保険の受給日数が60日延長された人は、60日延長期間に再就職が決まっても再就職手当は出ません。
⇒参考
再就職手当の条件についてはこちら。
・職業訓練受講給付金
職業訓練受講給付金とは、仕事に必要な知識やスキルを学びながら、生活費を負担してくれる制度のことです。(職業訓練手当)
ハローワークで職を探している低所得世帯の人は、職業訓練受講給付金の対象になります。
ハローワークでは公的職業訓練を行っているので、就職に必要な知識や技能を無料で学べます!
その際、職業訓練を受けている期間は受講者の収入がゼロになってしまうことから、生活費として月額10万円の職業訓練受講給付金がハローワークから支給されます!
就職に必要な技術を学びながら生活費も受け取れますので、本気で生活の立て直しを図りたい人にぴったりなんです。
⇒参考
職業訓練についてはこちら。
・日雇労働求職者給付金
日雇労働者が受け取れる給付金もあります!単発や短期での仕事をしている人、季節や時期によっては稼げない人が支給対象となります。
⇒参考
日雇労働求職者給付金についてはこちら。
ハローワークでの申請方法は?
まず、ハローワークでお金を借りるには、求職の申し込みをして働く意思を示しましょう!
上述で紹介した制度は、「働く意思があっても不可抗力で働けない人を救済するための措置」なので、就職する気がないと判断されるとお金を借りられないということになります。
求職の申し込みをする際の簡単な流れは、以下のとおりです。
①最寄りのハローワークに行く
②設置されているパソコンで求職情報を仮登録する
(事前に自宅でも登録可能)
③相談窓口で求職申し込み手続きをおこなう
④窓口で職員と面談をする
⑤ハローワークカードを受け取る(本登録)
ハローワークの担当者に事情を話せば、具体的に借り入れ方法が決まっていなくても、個人に合わせた提案をしてもらえます。
給付金の案内もしてもらえますので、お困りの際はハローワークに足を運んでみて下さいね。
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