世界各国にまで広がり、犠牲者まで出してしまっている新型コロナウイルスですが、日本の感染者数が統計上では先進国の中で圧倒的に少ないことを巡り、感染が急増中の欧米のメディアは、日本は検査不足で実態が反映されていないのか、それとも感染抑止で「健闘」しているのか注視し始めています。
この件について諸説あるかと思いますが、考えられる要因をまとめてみました。
検査数の違い
WHOも統計データの扱いには慎重な姿勢を見せていますが、海外メディアが指摘する「検査不足」は一理あるかと思います。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、厚生労働省はウイルス検査の体制拡大を図ってきました。1日に可能な検査は、2月18日には約3800件でしたが、今月16日の時点では約2倍の7504件に増えました。
ただ、厚生労働省によりますと、韓国では毎日1万件以上の検査が行われているので、日本はそれよりもまだ少ないということになりますね。
それに、横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルスの集団感染では、クルーズ船の感染者とその他の国内感染者を分けて考える方針を政府が示しています。…なんだか大人の事情が色々含まれてそうですが、ここではこれ以上言及しないことにしますw
衛生面での関心が高い
他国と比べた場合、日本は潔癖性かと言う程、衛生面に対して関心度が高いことも要因として考えられます。
マスクが売り切れてしまうくらい、マスクをしている人が多いですし、マスクをしていない人がくしゃみや咳をすると変な目で見られてしまうくらいですよね。
公共の場では抗菌、除菌製品も準備されており、お手洗いも清潔ですよね。海外に行ったことある方ならご存知かと思いますが、海外のお手洗いの不衛生さに絶句したのは私だけではないはず(笑)
あと、玄関で靴を脱ぐ文化ですね。外から持ってきた菌や汚れを、玄関先である程度取り除けるのも、日本の文化ならではと思います。
国民性の違い
海外では挨拶として当たり前に行われている握手やハグ・キス等のスキンシップですが、日本人はなかなか馴染みがないですよね。普通に会話するときでさえ相手との距離が少し離れている、パーソナルスペースが広めなのも日本人あるあるかと思います。
また、外出禁止などのルールに素直に従う人が多いのも日本人の特徴の一つ。「自分さえ良ければ良いや~♪」な考えの人は、他国に比べれば圧倒的に少ないでしょう。
出来るところから予防に努めよう!
東京でも外出自粛要請が出ていますが、一歩も外に出ないのは現状では難しいかと思います。不要不急の外出は控えつつ、手洗いうがいやマスク着用を心掛けましょう^^
また、免疫力を高めるためにも日々の食事は大切♪日本には免疫力を高める食材がたくさんあるので、日頃からバランスの良い食事を心掛けたいですね!
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