連日のニュースでも流れていますが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策の1つとして、国民に「現金給付」を政府が検討しているとのことですが、政府は「早くても5月末の支給になる」との見解を示しました。
緊急経済対策なのに、5月末だと少し遅い気もしますよね…
おさらい:「現金給付」って?
新型コロナウイルスの感染拡大による景気の悪化に対応するため、自民党では緊急経済対策として、国民一人ひとりに一律10万円の現金を給付する「現金給付」案などを検討しています。
現金給付は早くて5月末?
一律10万円になるかはまだ決まっていませんが、23日、民放の番組に出演していた西村大臣が現金給付について、「来年度予算の成立後に補正予算を組むとすれば、予算書の作成や審議など一定の日程が必要」としたうえで、支給の時期については、「早くても5月末になるのではないか」との見方を示しました。
支給開始までの期間については、「緊急小口資金」や「総合支援資金」を併用することで、最大80万円が無利子・無担保で貸し付け可能で、所得の減少が続く世帯では返済も免除される現行制度の利用を呼びかけました。
現金給付より商品券が効果的?
麻生財務相は24日朝の閣議後の会見で、政府が緊急経済対策として検討している案について、「現金給付よりも商品券のほうが効果的」との認識を示しました。
現金を給付しても貯蓄に回ってしまう可能性があるため、商品券のほうが消費を促す効果が高いという認識を示しています。
また、リーマンショックの時はお金がなかったが、今回はお金が動かないのが問題。お金を回す方法をどうするかだ」と話し、効果的な対策について検討をすすめる考えを強調しました。
さて、政府内でも意見が色々分かれているようですが、緊急経済対策って、今現在、収入が減って困っている人のための政策ですよね…?コロナウイルスの影響で収入が減ってしまった人達がたくさんいると思います。まだまだ終息の目途は立ちませんし…
経済を回すのは勿論だとは思いますが、今は目先の生活のためにも、現金給付のほうを優先したほうが良いかなと。5月末と言わず、もっと早めに。
一律10万円ではなくなるかも知れないし、給付対象が絞られる可能性もありそうですね。来年度の予算審議で国会が揉めそう…。
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